個人型からの移換はどうしたらいい?やあるいは、退職時はどうなるの?

 最近は、企業型の導入企業の役員や従業員の中に個人型DC(iDeCo)加入者も増えてきています。
 従業員説明会では、「個人型からの移換はどうしたらいい?やあるいは、退職時はどうなるの?」
といった質問がよく出ます。

 

【個人型からの移換】

①企業型DCで加入者登録
②遅くとも導入月の前半までに、個人型の資格喪失手続きを行う
③企業型DCで個人別管理資産移換依頼書を提出
※②は加入している個人型の運営管理機関にて行ってください。

 

【退職時】

6か月以内に手続きを行う必要があります。
①転職先に企業型DCがある場合・・・企業型に加入の上、移換(掛金は必須)
②転職先に企業型DCがない場合・・・個人型に加入の上、移換(掛金は自由)
③独立等(専業主婦も含む)・・・個人型に加入の上、移換(掛金は自由)
※6か月以内に手続きを行わないと、自動移換となります。自動移換とは、運用・掛金はできませんが、手数料のみ発生します。
引き出しは基本的にはできません。(引き出すことは、国保免除者であることなど、条件は厳しいです。)

 現実的には、現役世代ほぼすべての方が個人型DC(iDeCo)の対象者ですので、個人型DCへ移換あるいは、企業型DC(企業型DCがある会社への転勤の場合)への移換となります。
 個人型DCの場合は、掛金拠出をせず運用のみ、ということも可能です。企業型脱退(退職)後、6か月以内に手続きを開始されないと、企業型DCでの積立資産が、国民年金基金連合会へ自動移換されてしまいます。
⇒自動移換後でも、個人型DCあるいは企業型DCへ移換することはできます。ただし、手数料がかかります。

お気軽にお電話ください。

  • 経営者や役員の方も加入できます。
  • 小規模企業共済に加入できない医療法人様も加入できます。
  • 掛金は全額損金扱いです。
  • 転職した場合も年金資産を持ち運ぶ事ができます。
  • 税制優遇を活用して、退職金制度を導入できます。
  • 福利厚生を充実できます。
  • 優秀な人材を確保するためのアピールになります。

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